ヤフオクで車の個人売買をするのは本当にお得か?

一般的に、車を売るときにはディーラーに下取りにだすか、買取り店に持ち込むかのどちらかになります。

また、中古車を買うのは、しっかりと店舗を構えた中古車販売店に行って、実際の車を見て購入するというのが常識です。

しかし、世の中にはヤフオクを使って車の売買をする人たちがいるのです。

ヤフオクを使うことの最大のメリットは、必要経費が最小限で済むということです。

ヤフオクを使った車の個人売買をするときには、出品者と落札者がそれぞれ「出品システム手数料」及び「落札システム利用料」として、3,024円ずつを負担するだけです。

それに対して、普通のルートで車を売買するときには、さまざまな中間マージンが発生することになります。

売主→買取専門店→オートオークション→中古車販売店→買い手、といった流れになるのが一般的なため、「買取専門店」「オートオークション」「中古車販売店」と3つの業者を経由することで、それぞれが数万円~数十万円のマージンをとることになります。

その結果、元のオーナーが売るときの値段と新しいオーナーが買うときの値段に、大きな開きが出てしまうわけです。

ところが、ヤフオクを利用することで、それぞれがわずか3,024円を負担するだけで済みますので、売る側は買取り店に持ち込むより高く売れ、買う側は中古車販売店から買うよりも安く買えるわけです。

しかし、そういったメリットがある一方で、さまざまなデメリットがあるのもヤフオクの中古車売買なのです。

まず、売買される車はまったくメンテナンスをされていない状態の「現状渡し」となりますので、買う側にはそれなりのリスクがあることになります。

また、ヤフオクの場合には、メーター改ざんなどによって走行距離をごまかしていたり、過去に事故を起こしたことのある車などが出品されていることも少なくありません。

買取専門店を経由した車であれば、ベテランの査定士がメーターの改ざんや事故車などは簡単に見抜いてしまいます。

万が一買取店で見逃してしまったとしても、オートオークションの会場で、別の査定士がもう一度チェックをしますので、そういった問題のある車が誰にも気がつかれずに市場に流れてしまうということはまずありません。

しかし、ヤフオクを利用して車を購入しようとしている人は、査定に関してはまったくの素人ですから、過去の事故歴やメーターの改ざんを見抜くことは困難といえます。

そういったリスクを考えた場合、中間マージンが発生しないというメリットがあったとしても、ヤフオク経由で中古車を購入するのは、やめておいたほうが無難であるといえます。